マコトと再び会うことができるとは、不思議な縁もあるものだ
中身は変わっていないが、やはり外見一つで違うのだな
この再会に感謝しなければ

メイの隣で笑うマコトを見ていると
マコトとメイの仲が壊れていなくて、本当に良かった、そう思う

一度は席に着くが、どうにもそわそわと落ち着かない
そっと立ち、マコトの傍に行き、聞いてみる
もう全ての準備は終わっているのか？
何か手伝えることがあれば、手伝いたいのだが…

席に着き、並んでいるおにぎりを一通り眺める
どのおにぎりを誰が握ったか、など、一度見ただけではわからないようだ
そういえば、おにぎりが好物というのは、あまり聞かないな
それほど好きなのだろうか

マコトのおにぎりを手にした時は、少し表情を緩ませて
美味しい、とマコトに伝える
メイのおにぎりで、食べられるものであった時は、少しずつ制覇していく
「中々、独創的な味だな。きっと、メイにしか作れない」

このような祭も悪くない、な